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【署名入】現代思想9月臨時増刊号「総特集 * かこさとし」

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ー『だるまちゃん』『からすのパンやさん』から科学絵本、そしてあそびの大研究まで…広がり続ける表現の世界ー 絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」が刊行50周年をむかえるかこさとしさん。 子どもたちと遊び、子どもたちに学び、子どもたちの読みたい最高のものを届けるという姿勢のもと、これまで600冊以上の作品を世に送り出してきました。 その果てしなく広く深い作品世界を読み解きつつ、表現者としての問いに迫る総特集。 284ページ、256 x 164 x 14mm 青土社 ※サインは扉ページの顔写真と名前の間に書いてくださっています。 目次(以下、版元サイトより) ◆インタビュー 学ぶこと、生きることの意味を求めて――子どもと社会のあいだから / かこさとし(聞き手=國分功一郎) ◆かこさんへの手紙 生活の中での子どもをよく見て、子どもの声を聞く――加古里子さんと生命誌の出会い / 中村桂子 ◆創作の現場から 加古里子さんの絵本――伝統文化と現代科学のコンビネーション / 松居直 紙芝居への情熱と貢献――知の巨人かこさとしさんと童心社 / 酒井京子 小学校時代の中島哲くん / 千葉美香 かこさんの作家としての凄さ――「食べごと」と「遊び」の世界から / 丸山良一 ◆〈いずみがもり〉のわたしたち 食べて生きていく / 枝元なほみ 田舎のパン屋が見つけた「からすのパンやさん」 / 渡邉麻里子 ◆読むことの宇宙 だるまちゃんたち、タコたち / 蜂飼耳 友だちになるハビトゥス――『だるまちゃんとてんぐちゃん』の読書体験 / 目黒強 『どろぼうがっこう』だとぉ、おみゃーたわけかぁー――学校を異化した加古里子劇場 / 岡崎勝 ◆子どもたちのこころ 墨色と泥色の記憶――かこさとしの絵の淡い濁りについて / 藤原辰史 『とこちゃん』と『だるまちゃん』に見る親と子の関係――子どもへの無償の愛 / 猪熊弘子 「子ども」というエチカ / 柳澤田実 かこさとしにおける不信と怒り――「怒りの時代」を生き抜くために / 篠原雅武 ◆表現が拓いた戦後 笑って口をあけている――加古里子の科学絵本の特質について / 宮本大人 「映像作家」としての加古里子――一九五〇年代の幻灯創作活動 / 鷲谷花 ◆〈あそび〉からはじまる 「子どもの遊び」研究の琴線とかこさとしさん / 河崎道夫 遊びにおける「自恣」と「はみだし」――子どもの人類学者・加古里子の遊び論 / 加藤理 ◆科学者のまなざし 加古里子の科学絵本――科学性とストーリー性の融合 / 池内了 工学と絵本 / 五十嵐太郎 技術が自然と人間を結ぶ――科学読物史のなかのかこさとし / 田司雄 ◆広がる世界 絵本を遊ぶ――かこさとし絵本館での遊び実践 / 早未恵理 ◆理想を追い求めて 非合理の理――かこさとし、精神の軌跡 / 鈴木愛一郎 かこワールドの成り立ちとメッセージ性――我流の読み方と楽しみ方を味わいながら / 浅井春夫 林 真理 加古里子と戦後日本思想――科学技術と平和主義、民主主義 ◆かこさとしの世界 ■紙芝居 矢村のヤ助 ■絵本が生まれるまで 私の絵本が学んだ分野 絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」ができるまで 「だるまちゃんとかみなりちゃん」について ■エッセイの魅力 ふらここ風のねこじゃらし 鬼ごっこ天国 兵隊ごっこ戦争ごっこ ■限りない探求 翻訳絵本『マトリョーシカちゃん』(抜粋) かこさとし あそびのページ 附録 著作目録 略年譜

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