



小説家・柴崎友香が、ROVOの日比谷野音公演をひたすら書いた短篇を1冊の小さな本にしました。
”5月5日は宇宙の日。 だんだんと強く、速くなるドラムの音が、わたしの足から頭へと突き抜けていって、その音によって前後に揺り動かされている頭を一瞬止めて目を開けると、深い青色の空が見えた。”
ライブ会場での感覚を言葉にするのは難しいけれど、この小さな小説を読むことでROVOの音が生み出す宇宙が再現されるようです。
W100mm*150mm 本文モノクロ24P
装画:山口洋佑
デザイン:横山雄
発行:ignition gallery / 熊谷充紘