



Rop van Mierlo『WILD ANIMALS』 (2010)
思わぬ表情や立ち姿がなんともユニークで可愛い、にじんだ動物を描くRop van Mierlo。つねに’制御できないこと’に注目し、自然をコントロールしようとする人間の必然に興味を持って、動物や昆虫などの生き物を描く作家です。
輪郭のない独特な画風は、水や薄めた絵の具を先に紙に塗って、まだ乾かないうちに絵の具をのせる、水彩画の’wet-on-wet技法’(たらしこみ)によるもの。’コントロールできないにじみ’の世界をたっぷり味わえます。
33x23cm
34ページ、上製本