関雅晴が率いるsekifu(セキフ)、結成20年目の1stアルバムが完成!
2004年に東京で結成され、自主制作・小部数のライブ盤CDrや、いくつかのオムニバス作品に音源提供をした以外は、20年の長きにわたってライブ演奏を行うのみのミステリアスな存在だったバンド・sekifuが、幾多のメンバーチェンジを経て、7年の歳月を費やし、実質的な1stアルバムをついに完成させた。
決して多くはないライブ演奏の機会には必ず大量の新曲が披露され、その場に居合わせた観客を瞬時に魅了し、容易には忘れられない衝撃を与え続けたバンドでありながら、一部の心ある音楽好きの間でしか語られることのなかったsekifuは、近年では吹奏楽集団「ざやえんどう」のユーフォニウム奏者でありコンポーザーとしての活動で知られる関雅晴をリーダーとし、関のソングライティングを実現する演奏集団である。
関個人の内的世界と生活環境が長い時間の流れの中で絶妙にブレンドされた歌詞の言語感覚や、ふざけ合うように戯れながらも甘美な強度で耳に浸透する音律に浸るうちに、いつしか「sekifu」としか名付けようのない特別な世界が眼前に広がっている。アルバム『矢川』をその出発点として、sekifuの長く素敵な、終わらない旅路に、今こそ我々もジョイントしよう。
sekifu:
関雅晴 Masaharu Seki (Voice, Guitars, Piano, Euphonium, Melodion, Organ, Kazoo, Percussion, Trumpet)
清成晋太郎 Shintaro Kiyonari (Bass, Percussions, Drums, Banjo, Background Voice)
遠藤里美 Satomi Endo (Soprano and Alto Sax, Drums, Background Voice)
沼田佳命子 Kanako Numata (Clarinet, Background Voice)
長谷川真子 Mako Hasegawa (Bassoon, Background Voice)
井口淑子 Yoshiko Iguchi (Voice, Background Voice)
小林士郎 Shiro Kobayashi (Trumpet)
Engineered and Mixed by 遠藤里美 Satomi Endo
Overdubs on tracks 1,3,7,12,22 and 23 recorded by 沼田佳命子 Kanako Numata
Mastered by 庄司広光 Hiromitsu Shoji (sara disc)
Art work: 関雅晴 Masaharu Seki
Photography: Sandra Kingston
Design: 名取一祐 Kazuhiro Natori
Linernotes: 澁谷浩次 Koji Shibuya
(ジャケット画像、説明文はレーベルウェブサイトより引用)
23曲収録、CD