ヨコク研究所のリサーチ活動〈YOKOKU Field Notes〉のシリーズ第二弾。
「競争の原理や能力主義の志向が強い韓国社会をフィールドに、「勝ち敗けのあわい」を問いの切り口として、6つの活動を巡ります。韓国各地に点在する新たな営みの断片を捉え、人々が不本意な他律的基準に巻き取られることなく、主体のままで他者に揉まれながら共存するための構えを考える一冊です。」(公式サイトより)
目次
概要
・リサーチを紐解くキーワード
・「勝ち敗けのあわい」を探る6つのケース・スタディ
本編
・事例1:Library tTsome / ソウル鉛筆
京幾道、放課後のアジール
・事例2:南海尚州 同苦同楽協同組合
協同組合が育てる‘‘蓄積しない"村のエコシステム
・事例3:穀物集
蒔きなおされる種──「市場」と「保存」の畝のすきま
・事例4:1 Euro Project
廃ビルと商店からはじめる、健全なジェントリフィケーション
・事例5:DMZ SPACE
地図に依らない生──森、観光、DMZ
コラム
・競争社会を越えて、世界に応答せよ!(鳥羽和久)
・韓国の葬儀と家族、その変化と不変の間(金セッピョル)
・なかったところに線を引くためのレッスン(斎藤真理子)
編集後話
『YOKOKU Field Notes #02 韓国・勝ち敗けのあわい』(2024)
B5
並製、128ページ