加藤直徳による雑誌「NEUTRAL COLORS/ ニュー・カラー」第五号のイシューは「言語」。
韓国で一人暮らしを始めた著者の父、点字、中国手話、多言語国家スイス、舞踊、ゲーム、翻訳、動物言語...
言語の「伝わらなさ」を前提に、「伝えようとするもの」すべてを、固定概念を取り払った自由なアプローチで個々がとりあげる。
初回トートバック付き。
(版元紹介文より)
言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。
グローバル化が進んでもスキップできない。 土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視する NEUTRAL COLORS としては探究したいテーマです。 この特集では言語の伝わらなさを認め、 どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。
いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。 点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。 言語とは「伝えようとするもの」すべてです。
雑誌をつくりながらいつも思い知らされます。 大切なことを伝えたいのに、うまく言語化できないこと。 海外で、口ごもったり黙ってしまったり、言語の壁が立ちふさがること。 NEUTRAL COLORS にとって言語とは「伝わらないもの」です。 だから、雑誌全体で伝えてみます。
(目次)
●韓国 父が見つけたもうひとつの言語
●名古屋 指で読む言葉
●中国 手の声が聞こえる...
B5版(W182mm x H257mm)中綴じ・左開き276P
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日本語・英語