エチオピアのピアニスト・作曲家・修道女であるエマホイ・ツェゲ=マリアム・ゲブロウの楽譜集・増補版。
2026年10月31日(土)、11月1日(土)の二日間、ポポタム1階にて行われたローンチイベントで配布したしおり(日本語)をおつけします。
版元は韓国・全州とソウルを拠点にオルタナティブスペースの運営や独立出版を行うNingen paper press. ゼロックス印刷でのジン制作の守備範囲は広く、ファンジンから米国のミシシッピレコードとのトークログ、そしてついにエマホイ・ミュージック・ファウンデーションとの協働で、2018年刊行の楽譜集の増補版となる本書を編集デザインすることに。
初版300部の貴重な1冊です。
『The Piano Music of Emahoy Tsegue-Mariam Guebrou』について
(版元紹介文より)
本書は2018年に初めて出版された楽譜集の増補版です。初版には収録されていなかったエマホイの生涯と音楽にまつわる写真や絵画、手紙など貴重な資料を新たに収録しています。
エマホイの音楽がもつ独自の息づかいと様式を捉え、その音楽を正確かつ深く理解するための手がかりを示しています。本書を通して音符だけでは表現しきれない彼女の繊細で驚きに満ちた音楽世界を発見していただければ幸いです。
収録された16曲のピアノ作品は、エマホイ自身がスタジオで演奏・録音した音源をもとに採譜されています。そこには演奏する瞬間の感覚に応じて自由に変化する彼女ならではの表現がそのまま残されています。
こうした表現やリズムの独自性を損なうことなく、エマホイ自身が書いた自筆譜も丁寧に参照しながら本書は制作されました。採譜を担当したメアリー・サットン(Mary Sutton)はこの作業のためにエルサレムにあるエマホイの修道院を訪れ、1か月をともに過ごしながらプロジェクトを進めました。
彼女の人生と活動を調査・整理した編者のノートも収められており、音楽家としてのエマホイに出会うと同時に、99歳でこの世を去ったひとりの修道女の人生をより身近に感じることのできる一冊です 。
128p, 290x290mm
First edition of 300 copies
Transcriptions & Editing: Mary Sutton
Cover Design: Ganghyeon Paeg
Editorial Design: Seungyeop Kim
Japanese Translation: Woongsoo Byun
Original Edition: Selected Piano Compositions
© 2026 Ningen Paper Press & Emahoy Music Foundation
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