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Wei Zihan|Mitani / I Did Nothing Other Than to Tell Them to Smile

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真珠婚を迎えた両親と飼い猫「三谷」、実家の生活風景をトイカメラで撮影し編纂した写真のアートブック。作者によると「コダック・ブラウニー時代の家族アルバムやスナップ写真の美学」からインスピレーションを得たという。 猫がビリビリに引っ掻いたようなラフなカットの小口、基本のページに次々と差し込まれる旅行や景色のカット。1ページ目には三谷の肉球スタンプとサイン入りという、リズミカルで遊び心のあるブックデザインが魅力的。 (版元説明文より) 『MITANI』は、写真家・魏子涵による 2 冊目の写真集。これまでの展覧会にあわせて制作されてきた手製本の痕跡が、本書にも色濃く残っている。挿入ページの構成、手作業で仕上げられた綴じや縁、猫の爪痕を模したサインなど、細部にまで作者の手の痕が宿る。 物語の舞台は、中国のある家族。作者自身と飼い猫「三谷」の二つの視点から語られる物語が重なり合うように構成されている。日記、視覚的記憶、中国的な家族像、そして作家の個人的な時間が、Holgaというトイカメラを通して一本の線でつながれ、虚構と現実が柔らかく交差する風景を映し出す。 (作者の言葉) 私の両親は、2020年に結婚30周年を迎えた。中国ではこれを「真珠婚」と呼ぶ。現代の社会において、30年間共に歩むことは、多くの人々にとって羨望の的といえる。両親はある日、「私たちはまだ結婚写真を撮ったことがない。あなた、写真を学んでいるなら、撮ってくれない?」と言った。この言葉が、本作品制作のきっかけとなった。 家族写真の多くと同様に、被写体はカメラの前で笑顔を作り、私に向かって「チーズ」と言う。しかし、時折シャッターがうまく切れず、作られた笑顔が次第に硬直したり、瞬きをしたりする場面もある。それでも、その一瞬に込められた喜びの感情は常に本物だ。 さらに、これまでと同じように、短いながらも日記のようなテキストを書き留めた。それは、かつて家族アルバムに添えられた記録を思わせるものだ。 著者:魏子涵 Wei Zihan サイズ:205×175mm 頁数:36P+挟み込みページ 仕様:ソフトカバー、帯、タイトル箔押し、表紙写真のミニポスター付 言語:中国語(日本語・英語翻訳の別紙付) 版元:Place M 発行:2025年 サイン・エディション番号入。(限定300部) *帯の張り込みは作家による手作業のため個体差があります。

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