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高畑 勲|君が戦争を欲しないならば

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「ここで負けるわけにはいきません!」 日本人の同調気質こそ,最も恐るべきもの.平和の重さとそのリアリズム. 戦後70年の初夏、『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』の映画監督が、「自分の子どもにも語ったことがない」という戦争体験を初めて話しました。 なぜ,いま語ることを決意したのか? 何を伝えたいのか? 秘めてきた思いについて、岡山市での講演記録をもとに執筆。 わたしたち「一人一人が考える」ことが求められています。 岩波ブックレットNo.942 仕様:A5、並製、64ページ (版元サイトより転載) 「ここで負けるわけにはいきません!」 絶叫は,オリンピックの試合でも,戦争中でも,日本にこだまする.一致団結を求める日本人の同調気質こそ,もっとも恐るべきもの. この日本気質への最後の歯止めが憲法九条である. 今,漫画映画の世界的カリスマが語る,平和の重さとそのリアリズム.ナンセンスなことを「ナンセンス」と言うために. ■編集部からのメッセージ  『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』で知られるジブリの高畑勲監督が,戦後70年の初夏,初めてご自身の空襲体験を語りました.「自分の子どもにも語ったことがない」という監督の戦争体験.なぜ,いま語ることを決意したのか? 何を伝えたいのか? その秘めてきた思いについて,岡山市でおこなわれた講演記録をもとに執筆されたのがこのブックレットです.  凄絶な空襲の体験,新鮮な民主主義のもと伸びやかに育った戦後の暮らし,忘れてはならない70年間の平和の代償,安保法制と日本人の同調気質に対する強い危機感――.本当に戦争を防ぐものとは何でしょうか? 本当の民主主義とはどのようなものなのでしょうか?  アニメーションの世界的カリスマが問い掛ける「君が戦争を欲しないならば」,何ができるのか,何をやるべきなのか――.いま,ここで,きちんと考えることが,私たち一人ひとりに求められています.

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